学部長挨拶
経営学部長 福永 厚
経営学部は,昭和41(1966)年に設置された経済学部経営学科を母体に,平成15(2003)年に開設した新しい学部で,1部経営学科,1部経営情報学科,2部経営学科から構成されています。平成19(2007)年4月には第1期卒業生を社会に送り出しました。
経営学部の教育目標は,建学の精神(自由で不屈な開拓者精神)に則り,自由な精神,進取の精神及び不屈の精神を涵養し,専門知識と行動力を兼ね備えた実践力を養成することです。経営学科は,経営・市場・企業にかかわる経営分野の専門知識とそれを活かす実践力を併せ持ち,経営情報学科は,会計・情報・心理にかかわる経営分野の専門知識とそれを活かす実践力を併せ持ち,組織や社会を力強く発展させることができる人材を育成することを目標にしています。
これらの目標を実現するために,組織,実践志向,グローバル,情報分析,人間行動の側面から多面的に経営を学習し,実践の場でも習得できるようなカリキュラムを組んでいます。
いくつか紹介しますと,「グローバルな視点に立つ経営学教育」の観点では,学部独自の英語教育科目「総合実践英語」と「海外総合実習」科目に置くことによって,国際的ビジネスシーンで対応しうるコミユニケーション能力を,海外での企業調査などを一部取り入れながら養成しています。また,心理学の知見に基づく「人間行動の側面を重視した経営学教育」を行っていることは,他大学にはない本学部の特徴です。経営学の対象である組織は言うまでもなく人間行動がその中心であり,心理学分野からのアプローチが必須であります。心理学分野の授業科目が豊富に用意されていることから,社会科学分野には珍しく,申請に基づいて,「認定心理士」の資格が授与されます。さらに,経営学は実学であることから「実践指向した経営学教育」を行っています。ケーススタディを多く取り入れた授業・ゼミナール,事前に綿密な打ち合わせをした上での学部独自の企業研修,さらに,北海道を代表する企業経営者による講演や講義形式のニトリ寄附講座,こうしたプログラムを受けることによって,学生は,企業や社会問題をより身近な学習・研究対象として捉えることができます。これら教育理念・方針に基づくプログラムは,ITを活用した教育支援システム「GOALS」によって推進されています。学生はノートPCなどからこのシステムにアクセスし,GOALSの多様な機能を利用することで,講義・ゼミナールへの積極的な参加の度合いが強まり,PCを利用したプレゼンテーション能力を高めています。
概略した経営学部教育の内容は他の箇所で詳細されていますが,経営学部は建学の精神及び教育理念・方針に基づいて,知識の総合と融合を図り,もって組織がこれから直面する新たな問題や課題に積極的に取り組もうとするリーダーの育成に努めています。

